「機動戦士ガンダム」のシャア=アズナブルなどの声で有名な声優、池田秀一さん。
池田秀一さんに娘さんがいるのかどうか?
いるとしたら、どのような方なのかを池田秀一さんの経歴も絡めて調べていこうと思います。
「シャアといえばアムロ」ですから、アムロ役のあの人との関わりも気になるところです。
池田秀一に娘はいない
池田秀一さんはバツ1再婚組です。
最初の結婚相手は女優で声優の戸田恵子さんです。
戸田恵子さんは、児童劇団出身で、1974年に上京。
「あゆ朱美」の芸名で歌手デビューもしましたが、全く売れなかったそうです。
所属事務所が解散したことを機に、野沢那智さん主宰の劇団の研究生になり、お芝居の勉強を始めたそうです。
声優としてのデビューは1979年、池田秀一さんとも共演した「機動戦士ガンダム」のマチルダ=アジャン役で有名になりました。
その後、「キャッツアイ」や「ゲゲゲの鬼太郎」、「きかんしゃトーマス」や「それいけ!アンパンマン」などで声優を務める他、1994年には映画やテレビドラマに女優として本格的に始動、三谷幸喜さんの作品によく呼ばれることになります。
2019年現在は、芸能活動をほぼ女優にシフトしていて、声優としての活動は「アンパンマン」くらいだといわれています。
池田秀一さんとの結婚は、22歳くらいの頃だといわれ、やはり「機動戦士ガンダム」での共演がきっかけだったそうですが、お子さんが生まれることもなく、短期間で終わってしまったそうです。
現在の奥さんは、やはりこちらも声優の玉川砂記子さんです。
子役としてNHKのラジオやテレビドラマに出演していたそうです。
声優としてのデビューは1973年、11歳の頃です。
通っていた中学校が、顔出しでの芸能活動を禁止していたため、女優ではなく声優としての活動が増えていったといわれています。
主役級の役を演じることは少ないのですが、幅広い役柄をこなせる声優だと評判なのだそうです。
本題になりますが、池田秀一さんのプロフィールをいろいろ見てみても、娘さんどころか、お子さんがいることも確認できません。
公表していないだけで、本当はいるのかもしれませんが、調べきれませんでした。
にもかかわらず、ネットでは「池田秀一の娘」という話が後を絶つことなく現れてきます。
これはいったいなぜなのでしょうか?
その謎を解く鍵も「機動戦士ガンダム」にありました。
作品の中で、池田秀一さん演じるシャア=アズナブルの恋人的な役にあるララァ=スンという女性。
それを演じたのが藩恵子さんという声優さんです。
そして、藩恵子さんの娘である潘めぐみさんは、お母さんと同じように声優になりました。
恋人役だった声優さんの娘だから、シャアの娘=池田秀一さんの娘だと勘違いされてしまったみたいです。
「こうなったらいい」的なファンの心情としては非常に面白いのですが、浮気や不倫を匂わせてしまうような勘違いはよくないかもしれませんね。
ちなみに、2018年に公開された映画で池田秀一さんと潘めぐみさんは、親子ではなく兄妹役で出演しています。
池田秀一は声優なの?
池田秀一さんも奥さんたち同様、子役出身なのだそうです。
そもそも子役時代の劇団も、友達が入団していたから遊び半分で入ったら、人気役者になったといわれていています。
役者と並行して、洋画の吹き替えなどの仕事をしたり、1970年後半に音響監督の勧めでロボットアニメに出演したこともあるのですが、「声優は役者で大成しなかったやつがあるもの」という偏見からか、あまり声優の仕事に乗り気ではなかったようです。
しかし、「機動戦士ガンダム」の主人公のオーディションに参加した時に見たイラストに衝撃を受け、主人公ではなく、半ば配役が決まっていたライバルのシャア=アズナブル役でテストを受けて、合格してしまうのです。
池田秀一さんが受けたイラストの衝撃がなければ、現在も脈々と続いている大ヒットロボットアニメは存在しなかったかもしれませんね。
それほど、池田秀一さん演じるシャアは「ハマり役」でした。
一方で、クールで二枚目なシャアのイメージが強すぎて、池田秀一さんにそういった男性役以外のオファーが極端に少なくなっているという弊害も生まれてしまっています。
さらに、池田秀一さん自身もシャアのイメージを崩さないよう、外では愛想よくふるまわなくしたそうです。
作品を愛するファンのためにイメージを崩さないという役者魂はとても素晴らしいですね。
大のお酒好きで、その日に仕事がなくてもアフレコ終わりの飲み会には参加していたそうです。
池田秀一と古谷徹の関係について
池田秀一さんにつきまとうシャア=アズナブルの影。
それは同じ「機動戦士ガンダム」で共演した主人公のアムロ=レイ役だった古谷徹さんにも言えることかもしれません。
ガンダム絡みのイベントがあると、池田秀一さんと古谷徹さんがセットで呼ばれることが多々あるそうです。
これでふたりの仲が良くないと大変なことになるのでしょうが、SNSにアップされているツーショット写真を見る限りですと、ふたりの関係は良好のようです。
「機動戦士ガンダム」でライバル役だった池田秀一さんと古谷徹さんですが、あるアニメ番組で再びライバルとして対峙することになりました。
それが「名探偵コナン」です。
この作品で池田秀一さんは「赤井秀一」役で、古谷徹さんは「安室徹」役で出演しています。
お気づきだと思いますが、「赤井(赤い)秀一」、「安室(アムロ)徹」と、それぞれが「機動戦士ガンダム」で演じた役名、もしくは異名とご自身の名前を合わせたものが「名探偵コナン」での役名になっているのです。
これは「名探偵コナン」の原作者が大のガンダム好きだったことに端を発し、作品の中に「シャア」と「アムロ」を出演させたかったために、このようなキャラクターを用意したのだそうです。
初めてテレビで放映されてから40年近くの年月が経っていてもいまだ人気のガンダム。
本当は仲の良い池田秀一さんと古谷徹さんのライバル関係はこれからも続きそうです。
池田秀一に病気の噂が?
大のお酒好きで知られる池田秀一さんですので、喉頭がんや食道がん、十二指腸潰瘍など、お酒が原因と思われる病気になってもおかしくないと思われます。
ですが、特に病気で入院したという記録はありません。
池田秀一さんと病気にまつわる話を調べていくと、後輩のナレーションが気に入らないからと、病気を理由に降板してもらおうと仕向けたことがあったそうです。
声をかけられた後輩の声優さんはびっくりしたでしょうね。
時折このような毒を吐く池田秀一さんですが、大きな病気になることなく、いつまでも二枚目でクールな声を聞かせてほしいものです。